命名法と焼き栗モンブラン

朝いつも通り目覚めたけれど体が眠たくて眠たくて、昏睡したり、起きて林真理子さんのエッセイを読んでいたりを繰り返していたらお昼になっていた。あーーーーー。勉強しなきゃという気持ちだけがある。行動は伴わないことがままあるね。ありすぎか?

雨が降る前にこんな風になってしまうことが多い。気が滅入って昨日はお酒を飲んでめそめそしてしまった。23歳のめそめそって・・・・赤ちゃん特有の叫ぶぐらいの、あの泣き方ではもう泣けない。

 

川上未映子さんの「ぜんぶの後に残るもの」を読んでいると、「それぞれの2月が捉えるものは」のなかに血友病という名称に友の字が使われているのはなぜななのか。という一文があってそれがどうしても気になって2日ほど体の中に残っていた。今日ふと思い出し検索したけど明瞭な答えはなくてがっかりしてしまった。

Hemophiliaと書いて、hemoは血液を、philiaは好み、傾向を意味しているとあった。ああいつものやつですね。こういう訳はよくある気がする。直訳された病気たち。ある一定のルールで言葉と言葉をくっつけてあるものがたくさん。pneumothoraxとか、pnemoniaとかね。意外とドラマチックな命名のエピソードってないものですね。

 

こんな夜でもまだなんだか体が元気なので、まだ帰宅せず勉強部屋に残っている。昼から行ったから当たり前か。HENRI CHARPENTIERの焼き栗モンブランを食べる。友人にも一口いる?と聞くといるというので渡したら、全部食べていい?と聞かれ、良いわけがありませんよまったくもう。おいしいお菓子によって大変幸福な気持ちです。

神戸のお菓子激戦区でいろいろなお店のお菓子を食べたい。神戸に憧れがあります。

そういえば母がフランス語のHは読まないのよと遠い昔に教えてくれたことを思い出す。父の同級生で、中高でフランス語を学んでいた女の子がいて、その子は大学の外国語選択をドイツ語にしていたらしい。フランス語めちゃめちゃできるのに、なんで?わたしがその状況ならフランス語を選ぶね。父も同じように考え、尋ねると、「ほかの国の言葉も勉強したいから」という。これは向学心におそれいったエピソード、らしい。ちなみにその女の子は大学の名誉教授のお孫さんだと後で気づいたと言っていた。珍しい名字だったから。

うーんこんな女の子、なりたい。